Vol.65 2020年 金需給データ
2021.1.29 前項(Vol.64)にて2020年金の需給データをチョロッと紹介しました。 コロナ禍で大きく揺れた昨年、かなり変化が現れたので是非参考にしていただきたい!と思います。 2020年の需給データ 2019年との対比・・・・全体では3,759.6トン 前年比14%減・ 宝飾需要 ・・・ 1,411.6トン 前年比 34%減 全体(一年間)で37.55%は過去最低 中国、インドの落ち込みが大きい インドの需要 315.9トン(過去最低)・ 産業分野 ・・・ 301.9トン 同7%減・ 公的機関(各国中央銀行、IMFなど) ・・・ 272.9トン 同59%減(2019年は過去最高だった) (購入量-売却量) トルコ、インド、ロシア 購入超 モンゴル、ウズベキスタン 売却超・ 投資需要 ・・・ 1,773.2トン 同40%増 個人需要 地金や金貨の購入など ・・ 896.1トン 同3%増 金ETFなど投資 ・・ 877.1トン 同2.2倍増! 過去最高 毎年一年間の需給内訳の50%前後は宝飾品(装飾品含)需要でした。 それが昨年は37.5%強。 コロナ直撃の数字です。 また公的機関の金購入に関しても、2011年より売却量よりも圧倒的に購入量が上回っていました。 昨年にしても上回っているのですが、前年が過去最高の購入増でしたから減少率が目立ちますね。 実際に夏(立ったと記憶しています!?) に発表された数値では、ウズベキスタンが30トンの保有金を売却したことが話題になりました。 投資需要にあります金ETFに関しては、この世界の出来事の中でも何度もご紹介していたことです。 過去最高で、前年比2.2倍!? ・・・・・ 想像以上でした。 大きな数字で隠れてしまっていますが、個人の金購入も、しっかり増えていますね。 よく見れば、金ETFよりも購入量は多いのです!笑 確かに、店頭でも始めて金を購入する方が増えたように思います。 以前から金価格が上昇すると、メディアや投資セミナーでも頻繁に“金”を取り上げるので、一般の方の意識の中に“金”という投資対象が残るのでしょう。 そしてたまたま、うちのような“敷居が低い”店舗で金が買えることを知り、とりあえず買ってみる・・・・・・そういうことかな、と勝手に考えています!?苦笑 投資需要は、昨年10-12月期には金ETFの資金が流出し、残高をだいぶ減少させました。 それでも高い水準であることは間違いないのです。 前年並みに戻るとは考えられないですね!? 上記のように需給環境を見渡し、今後の金市場を考えることは様々な点で有益だと思います。 宝飾業界に従事されている方、投資事業に従事されている方、はたまた産業分野で従事されている方・・・・我々のような仕事でなくとも、この数値を分析、活用して、2021年のコロナ禍を乗り切っていただきたいと思います。 各国は未だに低金利環境です。 また大国だけでない、世界中の膨張する財政赤字も見え隠れしています。 更に高値圏で乱舞する株価・・・・・調整圧力も感じます。 コロナで崩れた経済といわれますが、コロナ以前には不安は無かったでしょうか? 皆コロナを理由に、それ以前から存在していた不安材料に“ふた”をしていませんか? 金需要の潜在的な要素は、コロナの蔓延する前と何一つ変わっていないように感じています。 これからも、金を通じて世界の出来事を出来るだけ身近な言葉や表現でお伝えしてゆきます。 皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
Vol.63 嵐の前の静けさ・・・・大袈裟かな!?
Vol.63 2021.1.27. 1/26,27 FOMCが開催。 今回はFOMC後の議長声明に注目が集まります。 また1/28には、2020年10-12月期の米・GDP速報値の発表があります。 このような期間、金市場はあまり動きの無い状態なのですが・・・・・株式市場では様子見では済まされない、そんな一波乱があったようです。 一波乱というよりも、ピンポイントで波乱があった、ようです!?苦笑 そのお話は後半に!笑 日本時間では今夜未明、市場が最も注目するFRBパウエル議長の記者会見があります。 FOMC声明とともに大注目です。 前項か前々項で触れました、連邦公開市場委員会です! イエレン米・新財務長官が承認され、ネット・紙面上では“Act Big !”―大きな行動を!・・・この言葉が一人歩き?しています。 バイデン新政権が掲げる大型経済対策案を後押しする、その様な発言として好感されていますね。 その様な中、元?同僚のパウエル議長。 この方も昨年後半の公聴会では、財政出動の必要性を訴えていました。 年末年始のコメントでも、十分なインフレ上昇を確認できずにテーパーリング―金融緩和策の縮小―は無いと発言していました。 翌日には昨年四半期のGDP速報値です。 どこまで持ち直しているのか・・・・失業保険申請件数は100万人を割ったとはいえ90万人台。 夏場の改善値よりも悪化しています。 更に翌週には追い討ちをかけるように、労働省から雇用統計が発表されます。 新財務長官のイエレン氏がFRB議長時代の細部にわたる労働条件までは注視しないでしょうが、その動向も気になります。 個人的には、金価格が上昇し易い環境になってきているのではないか?と感じています。 株式市場の“ピンポイント”について、ある著名なアナリストのブログから・・・・ あるビデオソフト小売チェーンの株価に、ファンドが『カラ売り』を仕掛けたようです。 それを素人個人投機家集団がSNSの呼びかけに応じ、同社の株式を保険料の安いコールオプションで買いまくった!?・・・・・現価格より高い価格で買う権利など、可能性が低い為格安で買えるらしく、リモート、在宅で時間を持て余した個人投機家が束になって買いまくったようです!?苦笑 この勢いに販売した会社もヘッジとして同社株を購入せざるを得なくなり、更に“同株式を買う権利”も徐々に上昇、更に更に集団も購入・・・・・この繰り返しで株価は上昇、投機家集団はコールオプションを見切売り・・・・・株価は急落!? この会社の株式は1日に9回も売買停止になるほどの乱高下を繰り返したそうです!?苦笑 この様な疑いがある動きは他の銘柄にもあるようで・・・・・他人事ではなく、金市場にもあり得ることに感じました。 今後の動向が気になりますね!? さて本日は、店頭で実際に受けたご相談について、特別市場公開?致します。 ご質問内容は、『金は持っているし、買いたいとも思っている。ココまで価格が上がったらいつ買ったらよいですか?』 という内容でした。 聞くところによると、ご子息の為など考慮し、親子で200gバーを購入されていたということです。 自分の答えは『いつでも良いので、200gバーより小さく分けて購入する』 ことをお勧めしました。 具体的には、昨日より下がったから20g(又は50g)を1本買う。 またしばらくして同じように買う・・・・この繰り返しです。 以前に購入経験のある方は、以前に買った金額がトラウマになって、新たな一歩を踏み出せないままでいます。 この様な方は、今後も欲しいと思っていても買えないまま終ります。 欲しくなければ関係ないのですが、金・ゴールドバーが欲しいと思っているのだそうです。 金価格が上がっているからかもしれません。…
Vol.62 “値固め”と“退屈”を振り返り・・・
Vol.62 2021.1.26. ココのところ金価格は、海外相場(NY金市場終値)で$1,850前後を行き来しています。 国内小売価格(税込)でも、成人の日を境に¥7,000を割り¥6,800~6,900台をウロチョロしています。 金に携わる、金価格を追いかけている方には、ここ1~2週間は退屈!?な日々かもしれません!?爆 実はこのような期間は、必ず次の動きへの“準備期間”と考えられることが多くあります。 勿論後になって気づくことではありますが、過去にはその様な期間が必ずと言っていいほどありました。 直近・・・・・そう昨年を思い出してみて下さい! 2020年は年明けから国内金価格は、グラムあたり税込で\6,000を超えていました。 この段階で年内に\7,700を超えることを想像できた方はいませんよね!?・・・・・自分は昨年から\7,000超を“公言”していました!?苦笑 しかしコロナでなく、オリンピック需要明けの為、でしたが・・・・!?苦笑 激動?の2020年を振り返ると、3月に株式だけでなく、原油価格、そして金価格と大暴落があり、その後4月にかけて留まることを忘れたように急騰しました! ロックダウンや緊急事態宣言など外出が控えられ、金価格も海外相場で$1,700を超えると、店頭でも一般の方々の“金売り”やスクラップ品の売却などが盛んになっていましたね!?苦笑 “密”を避けるため金で有名な店舗、買取店舗の殆どが店を閉めたり、予約制にもなりました。 お蔭様!?苦笑 で、我々の店頭へ初めて金を売りにこられる方、また新たに購入される方が一気に増えました!? その後4~7月にかけて、海外相場は$1,700台の狭い範囲での上下を繰り返します。 日本でもこの時期に“値固め”され、いつの間にかグラムあたり税込\6,000超の金額が“普通”に受入れられました。 そしてシッカリ値を“固められた”金価格は、7月中旬~8月初旬にかけて大きく上昇したことは記憶に新しいですね!笑 その後はご存知通り、コロナ禍の経済不安などでワクチン期待まで間、\7,000を超えた価格が一時受入れられてきました。 11月になってまだ接種も始まっていないのに!?・・・市場はワクチン開発成功の期待感で盛り上がり、金価格は日に日に下がり続けました。 急落に近い状態で、11/30のNY金価格の終値は$1,780台、12/1国内金価格はグラムあたり税込\6,600台前半!・・・・・あの時期の 爆発的な“注文の嵐”の日々を思い出します!?爆 急落したといえ・・・・それでも\6,600台です!?苦笑 また海外でも$1,700台は2日間だけ!? 日本でも\6,600台は2日間だけでした!?爆 そんな“値固め”がハッキリと見て取れた2020年を振り返り、今シッカリと金を見つめなおすと・・・・・ 元々金は通貨や株式などのように、価格の指標となるような“発行体”“基準”の無いモノです。 各人の経験や過去の知識、期待値などを元に高い、安いと言われます。 ところが現在のように大きな価格変動の無い期間、見ていて“つまらない?”期間が長引けば長引くほど、現状の価格が市場に、金に携わる方々に、又は投資家に“受入れられて”いきます。 そして時間の経過と共に、市場や我々はこの価格帯を“普通”、“当たり前”に受止めてゆきます。 昨年の4~7月を経験したことで、今では我々だけでなく、おそらく皆さんも国内の金価格がグラムあたり\6,000台後半は当たり前のように受入れている現状ですね!? “退屈”な値動きですが、それでも¥6,800~6,900台です!? でもコレが金価格の“醸成?”とでも言いますか、“現実”なのです。 “退屈な”値動きを感じながら、その様な環境の中で自分は生きているのだな、と今更ながらに感慨深く思います!?笑 それでも久々に金に触れた方は、かなりビックリするでしょうね!?爆 そのくらい昨年一年間は、激動の一年だったと言える年でした。 この後金価格がどの様に動くのか、何をキッカケに動き出すか・・・・・様々な情報を精査、分析をしながら皆さんにお届けできれば、と考えています。
Vol.61 米・経済を担う2人・・・・・
Vol.61 2021.1.25. 前項まで見ていると、アメリカという国が世界の経済大国であることがよく分かったと思います。 また米・中貿易戦争も、世界中に影響を及ぼしかねない、そう感じた方もいると思います。 そして今年の、もしや今後の米・経済を背負うかもしれない2人、ジャネット・イエレン氏とジェローム・パウエル氏。 言わずと知れた、前FRB議長と現FRB議長です。 ジャネット・イエレン氏は、大規模な量的金融緩和を行った、イエレン氏の前任ベンジャミン・バーナンキFRB議長時代は副議長。 そしてバーナンキ氏の後を引き継ぎ、FRB議長を務めました。 ブルックリン生まれで専門は労働学、生粋の経済学者です。 バイデン政権での次期財務長官とされています・・・・・というのも、市場、紙面では既に財務長官扱いです。 が、先週末、経済や金融には疎い政治家の先生!?相手に、3時間に及ぶ公聴会を無事終了。 マーケットを知り尽くし、自信の発言の大きさ、影響力も熟知した“神対応”も話題になりました。 本日現地時間25日に上院にて承認の予定です。 また公聴会では、“Big Act !” バイデン大統領の大規模な財政支援を支持しました。 トランプ政権時に民主派のイエレン氏を4年任期にて交代、その後を引き継いだのが現FRB議長ジェローム・パウエル氏。 “伝説?”のFRB議長ポール・ボルカー氏(1979年~)から代々続いた“経済学者”出身・FRB議長を途絶えさせた、こちらはウォール街出身のFRB議長です。 いかにも実業家・トランプ元大統領らしい人事といわれていました。 そのパウエル氏は緩和政策で続くゼロ金利を終了させ、FFレートをアップさせた途端経済が悪化!? 翌月には撤廃という失態!?もあれば、昨年のコロナ禍には臨時FOMCを開催し、米経済へのテコ入れも演じました。 いかにも実業家ですね! 現在では、市場との対話≒フォワードガイダンスを重視する政策方針に変更しましたね。 コレ、前任のイエレン氏もその前も・・・・重視していました。 昨年後半、トランプ氏の経済方針と意見が食い違っていましたが、自身とそしてFRBの方針を優先してきました。 直近のFOMC後の公聴会でも、『早急な財政支援を!』と訴えていたことが、今回のイエレン氏の財務長官承認 ⇒ FRBの経済対策+国の大型財政支援 を期待させている要因です! イエレン氏の指名~公聴会等で一番影響を受けたのは、米10年国債金利です! 昨年に1%を割って以来、最低時は0.7%にも満たない時期がありましたが・・・・・イエレン“効果”によって一時1.2%近くにまで上昇し、現在でも1%を超―1.096%(1/25 13:00)。 コレは分かり易く言うと、アメリカに10年間お金(マネー)を貸す(国債を買う)と、1.096%の利息を付けます、という意味です!笑 国債の考え方はどの国も同じです。 そういえば、元美人アナウンサーで現在政治家の奥様・・・・・資産公表で、日本国債を“億”単位で持っていましたね!?苦笑 何故“伝説?”のFRB議長か??笑 ・・・・米経済に新たな指針・ルールを授けたりもしましたが、それ以上?に意外ですが・・・2mを超える“巨体”で、1988年には日本にて、勲一等瑞宝章も受章しています! 新生銀行のシニア・アドバイザーも務めた方です!苦笑 個人的には、このポール・ボルカー氏の後任のFRB議長、アラン・グリーンスパン氏のほうが“伝説”?だと思います!?笑 1987~2006年の長期に及びFRB議長を務め、アメリカでは“金融の神様”とか、他にも様々な冠がついていました。 ですがこの方、“金・ゴールド”発言も凄いのです!笑 ドルの番人でありながら、究極の“通貨”として金・ゴールドを推した人です。 とっておきの小話を・・・・・ グリーンスパン議長の講演ともなると、○○百万ドル、○千万ドルという“ギャラ”で知られています。 ある放送局?アナウンサーが冗談で、『(“ギャラ”の)お支払はドルがよろしいですか?それともユーロで?』と聞けば、氏は間髪いれずに『ゴールド!』と答えたそうです!?爆 この業界に限らず、数字の大きな金額にどこの国の通貨で支払うか・・・・・よく冗談で使います!?爆 “ドルの番人”の答えとして、この世界では有名な逸話になっています! 初心者向け 注釈: FRB The…
Vol.60 予定とは・・・異なりましたが・・・!?
Vol.60 2021.1.23. 世界最大の経済大国・アメリカ。 国のトップがやっと替わったばかりか、社会、経済、民族・・・・あらゆる面で、現在大きな問題に直面している国家です。 よくアメリカを世界一の経済大国という言葉を使いながら、そこで終ってしまいますが・・・・何で比較してどの位の違いがあるの・・・・? という素朴な疑問を持つ方もいるでしょう。 調べれば分かる・・・という方も多いと思いますが!?苦笑 ただ世界の経済大国の順位を知ったからといって、何もならない・・・・・ソコに意味するものを見つけることが、“世界を俯瞰する”ことになるかもしれません!?笑 実は一般には各国の国内総生産=GDPで比較されます。 2019年世界のGDP10傑?・・・・米ドル建にて比較されます! 1.アメリカ 21兆4800億ドル 2.中国 14兆1700億ドル 3.日本 5兆2200億ドル 4.ドイツ 4兆1200億ドル 5.インド 2兆9600億ドル 6.フランス 2兆8400億ドル 7.イギリス 2兆8100億ドル 8.イタリア 2兆1100億ドル 9.ブラジル 1兆9300億ドル 10.カナダ 1兆8200億ドル 意外な国が、」と思われる方も多いでしょうし、やはり、膝を打つ!?方も多いと思います。 世界一の経済大国・アメリカは、その昔第2位だった現在3位の日本の約4倍! 第2位の中国の1.5倍!・・・・やはり経済大国です!? カナダの次点!?11位にはロシアです。 1兆6600億ドル。 この表は特別なものではなく、ここ数年顔ぶれ?は変わっていません。 中でもアメリカ1国だけで、世界のGDPのおよそ25%(24.6%)。米中2国で世界の40%を超えます!? 昨年大きな問題となった米中経済戦争、その大きさ、重大さが分かりますね!?苦笑 また昨年、各国・地域で打ち出されたコロナ対策基金や経済政策を思い出してください! 昨年3月に打ち出されたコロナによる米・経済対策は、なんと約3兆ドル! 日本のGDPの60%をドンと放出!?したのです! 更にバイデン新大統領は、1兆9000億ドルを追加すると公約しました。 凄い金額ということがお分かりですね。 ちなみに日本はアレコレ集めて?80億円!? ・・・・・ それらとは別に“GO TO ○○”にも公費を投入して、感染を拡大したと非難を浴びていました!?苦笑 政治家のマネーに対する感覚の違いを感じます!?…
Vol.59 慣れない!?プラチナを見ています!??爆…
Vol.59 2021.1.22. 先日チャート表を見ながら、“三尊”というお話を記しました。 以前銀座にて金のセミナーを開催していたときに、何気なく話しに盛り込んでみたら、参加された方から想像以上の反応を頂きました。 自分としては意外という以外!?言葉がなかったことを思い出します。 たまたまその年一年の金額推移を見ながら、ちょうど面白いように形作っていたので紹介しただけのつもりだったのですが・・・・予想外の質問、感想を頂きました!?苦笑 今回は現在のプラチナ価格の変動に、その当時に似たカタチを見つけましたのでご紹介しましょう! 下図はここ2ヶ月近くのプラチナの小売価格を示したものです。(某大手貴金属資料) 昨年12/22に\3,766とココ2ヶ月での最低価格になっています。 実はココが分岐点。 それ以前の12/初旬から小さな“ヤマ”を3つ描いて12/22に最低価格です。 この3つの“ヤマ”を描く間に流れが変わり、12/22を境に急騰したと考えられます。 そして新たな“ヤマ”を描きつつあります。 なんと!今3つ目の“ヤマ”を描き始めていますね!笑 このヤマがもう少し大きくなるのか、それとも下降線になるのかは、見極めないといけません。 来週あたりがその“ヤマ”を迎えそう!?笑い それではどこまで?? 表の中で1/10頃下がった価格は、12/22以前の一番高い“ヤマの頂点”に近い!?ですね。 つまり最初の“頂点”が、今回の“タニ”とほぼ同じ価格・・・・・自分の中ではこの次(3つの“ヤマ”の後)の下がった金額に注目しています。 あくまで自分の中で、ですが・・・・・この近辺を超えて下がり続けるようであれば下げ相場、この近辺に近づき、また近づく前に上がり始めれば強気の上げ相場、と捉えています。 20210122 プラチナ国内小売価格 12/22 \3,766 1/22 \4,174 ココで注意してください!コレは方程式ではありません!笑 価格が上がるか下がるか・・・・・いつも話していますように、上がるにも下がるにも理由があります。 表の動きが方程式でなく、売買の心理的なモノであれば、現在の世界情勢、プラチナを取り巻く環境を考慮すべきです。 特にAI取引のプログラムも人間が設定しています。 過去と同じようにはなりませんが、過去の経験則から割り出されたプログラム、と考えることは、決して無理なことでもないでしょう。 いずれにしてもプラチナの大半は工業製品です。 世界の経済状況に大きく左右されます。 また投機的な動きも盛んです。 その点を十分考慮して下さい。 自分としては、米・バイデン政権が誕生し、盛り上がる米株式市場。 現実に米・主要3指標は過去最高値を更新したことは、その象徴でもありますね。 米・経済が本当に力強く伸びているのか・・・・・今週までの米・経済指標は一部を除き良好な結果でした。 その一部とは、週間新規失業保険申請件数。 90万人と発表がありました。先週より改善、市場の予測よりも減少。 そう表現すると、良い結果にも見えます。 ただ単純に90万人は多すぎます。 ちなみに、リーマンショック時の最悪時が60万人!?・・・・・以下に多数の失業者が出ているか、お分かりですよね!? これらの数値から、来週は一休みで徐々に下落。 その後の決算発表などを通じて、もう一ランク上に上がっていく、と自分では見ています。 慣れないプラチナの考察です。 『あら、そうなの!?』程度に見てください!?苦笑 文中に出てくる“三尊”とは相場用語のようです。 『・・ようです』という無責任な表現は、自分も聞いた、教えて頂いた言葉だからです。 自分に金の世界を開いて下さった、故・先代社長が相場の言葉として教えて下さいました。…
Vol.58 米・大統領就任式前後の金価格
Vol.58 2021.1.21. 期待先行相場!?笑 世界一の経済大国・アメリカ。 この国の動向で世界の経済、指標は動きます。 金も多分に洩れず・・・ 前週1兆9000億ドルもの経済対策を打ち出したバイデン米・新大統領の就任式が、厳戒態勢の中滞りなく行われました。 前日にはイエレン次期財務長官の承認公聴会が開かれ、早期大型財政支出に前向きな姿勢を示しました。 コレにより米株式相場は、米版“ご祝儀相場”的な上昇で終っています! 金相場もコレに洩れず、ヨーロッパ市場で下げた価格も米市場にて前日比+$26超、日本の国内小売価格も前日比+\76(税込)でした。 ココで先週より大きく下げていた金相場について、色々と調べてみました。 以前より、金価格は株式よりもドル相場に反比例、相反する動きをする・・・と言っていました。 勿論全てではありませんし、特に近年、当てはまらないケースが多々ありました。 先週からの金価格下落は、明らかにドル高、米10年債利回り上昇から金売りが原因、と考えられました。 ここのところ、“AIトレード” “EBS”など話が続いたので、このプログラムされた“アルゴリズム”での売買という点で見てみます。 外為市場では、大型経済対策案の噂から発表に反応してドルがユーロに対し上昇しました。 また国債増発を視野に、米国債の金利が上昇しました。 金相場からも資金がそちらに回ると、金価格は下落します。 ソコへ元FRB議長、次財務長官イエレン氏の大型経済対策歓迎のスタンスが確認され、“無事”就任式が終わり、いよいよ“1兆9000億ドル対策大統領”が確定したのです!? 国債増発はほぼ確定、インフレリスクのヘッジとして、大量に金市場にマネーが流れたことは想像できます。 先週までは バイデン大型経済対策 ⇒ 国債増発など ⇒ 金利上昇 ⇒金売りプログラム!?がヒットして・・・金下落 今週になると $1,845近辺の200日移動平均線を下回る+10年債利回り低下 ↓ 金購入プログラムがヒットして・・・・・金上昇 この様に考えられるとコラムに書かれた先生がいます。 分かり易いですね!? もっと砕けて表現すると、昨今の金価格の動きは・・・・・あらかじめプログラム(アルゴリズム)されたトレード機能が作動して、自動的に大量の売買を繰り返したと考えられます。 この観点から考えられることは、昨今の上げ下げは中長期的視点―中長期の保有―での売買ではない、ということです。 現物保有を勧めている立場から、この金価格の乱高下に惑わされない!?で欲しいと切に願います 貯蓄としての金保有であれば、ここはジッと知らん振りで良いと思いますが・・・・・いかがでしょう!?
Vol.57 電子ブローキングシステム・・・・・昔は微笑ましい!?
Vol.57 2021.01.18. 今日の国内金小売価格は、昨日に比べ+69円。 価格は上昇しました。 直近の海外相場=NY金市場は、キング牧師生誕記念日で休場。 オセアニア市場、時間外取引では$20ほど上がって、$10ほど下げて・・・・・海外相場では+$10/oz。 グラムあたりの金額で+69は行き過ぎ!?と感じた次第です。 先代社長が、“自分で価格を決められれば絶対に負けることは無い”・・・・今日に限っては、この言葉を強く思い出しました!?爆 さて昨日より様々な種類の調べモノに押しつぶされて・・・・その中でチョッとだけ記憶に残ったことを。 外国為替市場では、既にかなり以前より金融機関は電子ブローキングシステムを導入しているようです! 電子ブローキングシステム=EBS・・・コンピューターシステムが取引を仲介する 情報端末を通し取引金額、取引条件について、売り手と買い手を瞬時に付き合わせ取引を成立させます。 確認作業は勿論、取引の経過や約定もすぐに照会出来ます。 更に人工知能を搭載し、進化し続けているそうです。 スポット(直物)取引の7~8割このアルゴリズムによって取引されています。 アルゴリズム・・・あらかじめ設定したプログラムに基づく投資判断 ↓ 自動売買 コレにより外資系を中心に、為替ディーラーは10年前に比べ1割ほどに減少!? 現在EBSは外国為替市場だけでなく、勿論金市場も、証券、債権・・・様々な市場を席巻しています。 人間の感情論は全く入る余地は無く、更に人工知能によって、ある意味ではマニュアル、教科書に近いプログラムに沿って自動売買されている、と考えているのは自分だけでしょうか? 勿論誰でも簡単に解析できる程度のマニュアルや教科書ではないと思いますが・・・・・・!?爆 逸話も見つけました! 日銀=日本銀行が、最後に為替介入したのは2011年だそうです。 為替ディーラーがEBS=電子ブローキングシステムを使用して円買い・ドル売りを展開。 ソコへ成約相手がモニター上に現れ・・・・・“BOJ” !? BOJ=Bank of Japan=日本銀行 日銀の為替介入に大声!? ⇒ フロア全体が騒然となり・・・・・日銀の介入に追随するように、全員が円売り・ドル買いに走ったそうです。 結果は勿論、大きく円安に動いたようです! しかしこの逸話は、日銀の動きなどリアルではありますが・・・・正に“人海戦術”ですね!? 10年前・・・・・・一昔前はまだ、微笑ましいと捉えましょう!?
Vol.55 様々な調べモノから・・・・・
Vol.55 2021.1.15. 海外金価格はNY時間に$1,800を試すような動きから、半ばまで回復。 前日比をやや上回る$1,850を超えて終了しました。 マスコミではトランプ大統領の弾劾裁判を盛んに取り上げていますが、米・現地時間1月14日は様々な経済イベントが行われました。 その中から、主要ないくつかを整理しておきます。・ 米・週間新規失業保険申請件数 965,000件 前月比+181,000件 (市場予想:795,000件)・ 米・FRBパウエル議長のプリンストン大でのWEB講演 金融緩和策の出口戦略への質問にも、早急な返答は避け、一時的な回復では変更はしないと明言 フォワードガイダンスにて、慎重な説明、緩やかな告知を名言 ↓ 市場の予想通り!? ハト派発言に終始する・ バイデン次期大統領 追加景気対策案発表 1兆9,000億ドル規模! ・ワクチン接種加速等 4150億ドル ・家計への直接給付 1兆ドル $600 ⇒ $1,400 失業給付 $300/w ⇒ $400/w + 9月まで延長! ・中小企業やコミュニティへの給付 4,400億ドル (うち連邦政府へ3,500億ドル) およそ200兆円(日本のGDPの40%)に及ぶ景気対策を公表! この景気対策に好感し、外国為替市場ではドルが買われユーロが売られる展開が進みました。 ユーロ売り/ドル買い ⇒ ドル高進行 ⇒ ドルで取引される金・ゴールドには割高感 落ち着きかけていた米10年債利回りは、一時1.07%前後から1.12%を超える 国債増発懸念も広がり、金・ゴールド買いへの動きも見られますが、上値が重い展開です。 国内金小売価格は、△3円。 ほぼ動き無し。 プラチナが動き出しました。 この世界には疎いのですが・・・・・この世界に入るキッカケを下さった某眼鏡大手、故・前社長の教えでは、プラチナの国内小売価格を見ると、もうヒト波その後に新たな景色が見えそうです!?苦笑 また金のコメント他を確認中、何故か?アメリカのスタートアップ会社“REEF technology“・・・・駐車場の活用で大きく成長しています! “駐車場“というと我々日本人は、おそらく同じ考えを持つと思います。 彼らの素晴らしいところは、テクノロジー社会を見据えて“人“にスポットを当てて更に夢を広げているところです。発想もですが、着眼点、“目の付け所“が素晴らしいと思いました。 タメになります!
Vol.54 経済用語の勉強・・・・・①
Vol.54 2021.01.14. 自分でも理解を深める為・・・・様々なコメントを深く理解したいがために・・・・・経済用語の勉強です! 今日は最近良く使われる専門用語について・・・・・ ・Break Even Inflation rate ・・・・ 10年利回り債の流通利回りから10年物価連動債の流通利回りを差し引いく ↓ ・プラスに推移 ⇒ 市場の物価が上昇と予測 ・マイナスに推移 ⇒ 市場の物価が低下と予測 ・名目金利 ・・・・・ 一般に金利と呼ばれるもの Ex. 定期預金の金利が0.022% ・実質金利 ・・・・・ 名目金利に物価上昇率を加味した金利・・・!? では実例で・・・・・・ ※税率は考えないこと!?苦笑1. 一年間で物価が4%上昇したとします。年の初め、価格100万円の自動車は年末には104万円で販売されることになります。 一方銀行の預金金利が3%だとすると、年初に預けた100万円は、年末には103万円になります。 年末に預金を引き出して自動車を購入すると、104万円マイナス103万円・・・・1万円余計に支払わなければなりません。 コレはモノの価値の上昇率がお金(マネー)の価値の上昇率より大きかったことになります! 見方を変えれば、お金(マネー)の価値が下がっていく。 コレをインフレーション(インフレ)と呼びます。2. 1.とは逆に一年間に物価が1%下がったとします。年初100万円の自動車は年末には99万円で購入出来ることになります。また銀行の預金金利が1%だったとすると、年初に預けて年末には101万円になります。 1と同じように年末に預金を引き出して自動車を購入すると、101万円マイナス99万円・・・・2万円手元に残ります。 モノの価値の上昇率がお金(マネー)の価値の上昇率より小さかった、ということです。 コレをデフレーション(デフレ)と呼びます。 デフレとはモノの価値が下がることを意味します。 物価が下がる!?・・・・そんな経験は???⇒USED市場の消耗品!?・・・・かな??? ココで・・・1は金利3%、物価4%ですから、金利から物価を引くと△1%(マイナス1%) 2は金利1%、物価マイナス1%ですから、金利から物価を引くと プラス2% ※数学的に考えないこと!?苦苦笑 最初の金利を名目金利、計算された結果が実質金利と呼びます!・ 実質金利が低い・・・・・・企業の資金需要は高まります・ 〃 高い・・・・・・ 〃 低くなります ☆ある国の国債金利(一般に10年国債金利)が1%でインフレ率が2%に満たないのであれば ・・・・・実質金利はマイナス圏ということですね! 物価が下がることは、あまり経験が無いのですが・・・・ほぼ横ばい、又は微増として、ある国を例にすると・・・・マイナス金利が導入されれば個人よりも、企業にとって資金需要が高まるハズ ⇒ 設備投資増大!? ⇒ 雇用の拡大 ⇒ 経済の活性化 ・・・・・ という思惑だった国々がありましたね!?苦笑 デフレがデフレを呼び、お金(マネー)の価値がどんどん下がっていく・・・・・・どちらかといえば、この様な状況に感じるのは自分だけでは無いと思います。 所得が下がっていく中、物価の上昇がひどく感じてしまうこともあります・・・・・価格は変わらず、徐々に(あるモノは即)内容が陳腐になる!? そう感じる自分と同じ“雇われ者“の方々は多いのではないか、と思います。…