Vol.169 ≪ 2025年・・・・・歴史的一年かもしれません⁉ ≫
Vol.169 ≪ 2025年・・・・・歴史的一年かもしれません⁉ ≫
2025.12.26
ご無沙汰過ぎて言葉がありません・・・・・前回は 9 月 12 日、およそ 3 ヶ月+α ぶりです⁉
その間の金の動き、特に価格の変動は目を見張るものがありました⁉(爆) 重複するかもしれませんが、今回はおさらいのつもりで振り返ってみます。
2025年 8月〜9月 金価格の推移
■ 2025年8月29日(日)
1 グラムあたり小売価格:税込 ¥17,809
■ その後の Spot 価格(日本時間 9:30 時点)
- 9/1 Spot:$3,445.35(1 オンスあたり)
日本円換算:1 グラムあたり ¥18,001 - 9/9 Spot:$3,637.20(1 オンスあたり)
日本円換算:1 グラムあたり ¥19,027 - 9/29 Spot:$3,779.40(1 オンスあたり)
日本円換算:1 グラムあたり ¥20,018
注:Spot 価格、日本円小売価格共に、日本時間午前 9:30 現在の数値です。
啞然⁉ 愕然⁉ 騒然⁉ ……この爆上げぶりの中、全国各地で腰を抜かしながらのイベント漬けでした⁉(苦笑)
為替相場にも注目!
この 9 月で特に注目すべきは為替相場です。
なんと1 ドル 140 円台!?(啞然)
- 9/29 時点:それでも 1 ドル = 149 円!
12月には 1オンス $4,400 超えという衝撃
さらに Spot 価格は、12 月 23 日 日本時間 9:30 に、
1 オンスあたり $4,400 を超えました⁉(愕然)
ほんの3 ヶ月半で 1,000 ドルの上昇です⁉(驚愕)
様々な理由が考えられますが、今となっては “後講釈” になってしまいますね⁉
金 ETF と世界のマネーの動き
ニワカ・アナリストの方々があまり語っていない事実として、
欧米における金 ETF への資金流入が挙げられます!
ここ数年は、金価格の上昇に伴い、欧米では金 ETF の資金流出(売却)が目立っていました。
実際に8 月までは、
- 日本(アジア)時間:金価格は上昇
- 欧米時間(日本の夜中):金価格は下落
ところが、8 月後半から 9 月に入ると様相が一変します。
- アジア時間は「そこそこ」
- 欧米時間帯(日本の夜中)に急上昇⁉(驚愕)
それに伴って、9 月はアジア時間でもさらに上昇⁉(啞然)
この金 ETF の資金流入(=購入)は、W.G.C.(World Gold Council)の四半期データでも明らかになっています。
そして、新たな事実も見えてきました・・・・・⁉(苦笑)
世界の中央銀行による「金購入」
今年も世界の中央銀行の金購入は旺盛で、
昨年並みの数値が予測されています。
しかしその内容が……なんと!
いつもの国々だけでなく、新興国の購入が目立つのです!
ここから先は、8 月公表の内容からの推測であることを前提にお読みください。☝
Brics 会合と新興国・産油国による金購入
この公表の前に、あの「Brics」の会合がありました。
その会合には、オブザーバーなのか、正式加盟前のアフリカ諸国も参加していたようです。
IMF 加盟国は、3 ヶ月に一度、加盟国の財務状況等の報告が義務付けられています。
その中の一つに、外貨準備における金の保有量も含まれています。
つまり、金の保有量がどの程度増えている(=購入)か、減少している(=売却)かは、
この段階で確認が出来る、ということです。
そして今回、タイミングよく?
アフリカ諸国や中東のオイルマネーの国々の「金購入履歴」が明らかになりました。
今まで確認出来なかった「増加」が見られます!(驚)
これは明らかに「ドル離れ」
これは・・・・・・明らかに「ドル離れ」です!
Brics 会合参加諸国の中には、
アメリカに少しでも歯向かえば「制裁対象」になりかねないと考える国々があります。
それらの国々からすれば、
貿易通貨でもあるドルを手放してでも金を購入するという選択をしている、ということですね。
“ぬるま湯ニッポン”で生活しているとピンとこないかもしれませんが、
これが現実です!
ロシアは経済制裁によってかなり苦しめられ、
中国・インド、今では北朝鮮も⁉
ドル・決済網無しでは戦争も続けられないとも受け止められます。
金・ゴールドを通して見える世界事情
金・ゴールドを通して、このような世界事情も読み取れる・・・・・
チョッと言いすぎでしょうか??(苦笑)
自分としては、金を通して見える世界は、
メディアの偏見や編集者の色がつかない、
「純粋なモノ」にも見えるのですが・・・・・・⁉
どうか、ご参考になれば幸いです!
オマケ:2025年 Q3 世界事情
2025 年の金需給の中から、宝飾品類と投資関連の増減をピックアップしました。
| 地域 / 国 | 宝飾品需要(Jewelry) | 投資需要(Investment) |
|---|---|---|
| China | 前年同期比 △18% 83.8t | 前年同期比 +19% 73.7t |
| India | 前年同期比 △31% 117.7t | 前年同期比 +20% 91.6t |
| Europe | 前年同期比 △10% 11.2t | 前年同期比 +58% 28.7t |
※ GOLD ETF: +70t(増加)
Topics:
・Poland Central Bank +83t → 合計 530t
以上、「2025年は歴史に残る 1 年かもしれない」と感じさせるような、
金と世界情勢のお話でした。
Vol.168 金価格考察
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