Vol.60 予定とは・・・異なりましたが・・・!?
Vol.60 2021.1.23.
世界最大の経済大国・アメリカ。 国のトップがやっと替わったばかりか、社会、経済、民族・・・・あらゆる面で、現在大きな問題に直面している国家です。
よくアメリカを世界一の経済大国という言葉を使いながら、そこで終ってしまいますが・・・・何で比較してどの位の違いがあるの・・・・? という素朴な疑問を持つ方もいるでしょう。 調べれば分かる・・・という方も多いと思いますが!?苦笑 ただ世界の経済大国の順位を知ったからといって、何もならない・・・・・ソコに意味するものを見つけることが、“世界を俯瞰する”ことになるかもしれません!?笑
実は一般には各国の国内総生産=GDPで比較されます。
2019年世界のGDP10傑?・・・・米ドル建にて比較されます!
1.アメリカ 21兆4800億ドル
2.中国 14兆1700億ドル
3.日本 5兆2200億ドル
4.ドイツ 4兆1200億ドル
5.インド 2兆9600億ドル
6.フランス 2兆8400億ドル
7.イギリス 2兆8100億ドル
8.イタリア 2兆1100億ドル
9.ブラジル 1兆9300億ドル
10.カナダ 1兆8200億ドル
意外な国が、」と思われる方も多いでしょうし、やはり、膝を打つ!?方も多いと思います。
世界一の経済大国・アメリカは、その昔第2位だった現在3位の日本の約4倍! 第2位の中国の1.5倍!・・・・やはり経済大国です!?
カナダの次点!?11位にはロシアです。 1兆6600億ドル。
この表は特別なものではなく、ここ数年顔ぶれ?は変わっていません。
中でもアメリカ1国だけで、世界のGDPのおよそ25%(24.6%)。米中2国で世界の40%を超えます!? 昨年大きな問題となった米中経済戦争、その大きさ、重大さが分かりますね!?苦笑
また昨年、各国・地域で打ち出されたコロナ対策基金や経済政策を思い出してください!
昨年3月に打ち出されたコロナによる米・経済対策は、なんと約3兆ドル!
日本のGDPの60%をドンと放出!?したのです! 更にバイデン新大統領は、1兆9000億ドルを追加すると公約しました。 凄い金額ということがお分かりですね。
ちなみに日本はアレコレ集めて?80億円!? ・・・・・ それらとは別に“GO TO ○○”にも公費を投入して、感染を拡大したと非難を浴びていました!?苦笑
政治家のマネーに対する感覚の違いを感じます!?
更に一部の比較を紹介します。
ここで国民1人あたりのGDPで比較すると・・・・・・
1.ルクセンブルグ 11万6700ドル ・・・・ ¥103/$ で計算しても1200万円超!?
2.スイス 8万6700ドル
3.アイルランド 8万300ドル
4.マカオ 8万100ドル
5.ノルウェー 7万8300ドル
6.カタール 7万700ドル
7.USA 6万7400ドル
8.アイスランド 6万6600ドル
9.シンガポール 6万4800ドル
10.デンマーク 6万1700ドル
日本は22位4万3000ドルです!?苦笑 まぁ、人口比ですから・・・人口の多い国は低くなり易いかな?と素人判断しています。 そして1人当たりですから更に多い人もいて、コレ以下の人もいる・・・・決して平等ではないですよね!? しかしその国の“豊かさ”を見る、一つの判断“材料”とされているようです!?
アジアでは、マカオとシンガポールがランクイン。 一応?金融の国ですね。 その様な目で見ると・・・・善し悪しは別として、ルクセンブルグにスイス、アイスランド、そしてアイルランドが上位を占めています。 そして原油国でもあるノルウェーとカタール・・・・・アメリカを除き、人口が少ない国ばかりですね!?
国が豊かになっても、国民一人ひとりが豊かになること・・・・・意外と難しいのでしょうか??
まぁコレも、お金・マネーという観点での比較ですから、“心の豊かさ”とイコールではない、と個人的に判断しています!?爆
その他として、
国別の第4位のドイツは4万9690ドル、 5位インドは2,190ドル、 6位フランスは4万3500ドルと続きます。
これらの数値比較から、“金融”や“資源”というものを遠ざけていては、シッカリと世界を理解することは出来ないのかも知れませんね。 そんなことを考えてしまいました!?
今日は本当のところ、バイデン新政権での米・元FRB議長で次期財務長官ジャネット・イエレン氏と現FRB議長のジェローム・パウエル氏について、と思っていました!?苦笑
アメリカの話から、こんな展開になってしまい・・・・・!?
まだ現時点では、イエレン氏の公聴会が終わり、米上院での承認は現地時間の今日か来週らしいので・・・・・そのときまでのお預けとさせていただきます!?爆