金の独り言

Vol.57 電子ブローキングシステム・・・・・昔は微笑ましい!?

Vol.57   2021.01.18.

今日の国内金小売価格は、昨日に比べ+69円。

価格は上昇しました。 直近の海外相場=NY金市場は、キング牧師生誕記念日で休場。 オセアニア市場、時間外取引では$20ほど上がって、$10ほど下げて・・・・・海外相場では+$10/oz。 グラムあたりの金額で+69は行き過ぎ!?と感じた次第です。

先代社長が、“自分で価格を決められれば絶対に負けることは無い”・・・・今日に限っては、この言葉を強く思い出しました!?爆

さて昨日より様々な種類の調べモノに押しつぶされて・・・・その中でチョッとだけ記憶に残ったことを。 

外国為替市場では、既にかなり以前より金融機関は電子ブローキングシステムを導入しているようです! 電子ブローキングシステム=EBS・・・コンピューターシステムが取引を仲介する

情報端末を通し取引金額、取引条件について、売り手と買い手を瞬時に付き合わせ取引を成立させます。 確認作業は勿論、取引の経過や約定もすぐに照会出来ます。 更に人工知能を搭載し、進化し続けているそうです。

スポット(直物)取引の7~8割このアルゴリズムによって取引されています。 

アルゴリズム・・・あらかじめ設定したプログラムに基づく投資判断

                  ↓

                自動売買

コレにより外資系を中心に、為替ディーラーは10年前に比べ1割ほどに減少!?

現在EBSは外国為替市場だけでなく、勿論金市場も、証券、債権・・・様々な市場を席巻しています。

人間の感情論は全く入る余地は無く、更に人工知能によって、ある意味ではマニュアル、教科書に近いプログラムに沿って自動売買されている、と考えているのは自分だけでしょうか? 勿論誰でも簡単に解析できる程度のマニュアルや教科書ではないと思いますが・・・・・・!?爆

逸話も見つけました!

 日銀=日本銀行が、最後に為替介入したのは2011年だそうです。

為替ディーラーがEBS=電子ブローキングシステムを使用して円買い・ドル売りを展開。

ソコへ成約相手がモニター上に現れ・・・・・“BOJ” !? BOJ=Bank of Japan=日本銀行

日銀の為替介入に大声!? ⇒ フロア全体が騒然となり・・・・・日銀の介入に追随するように、全員が円売り・ドル買いに走ったそうです。

結果は勿論、大きく円安に動いたようです! 

しかしこの逸話は、日銀の動きなどリアルではありますが・・・・正に“人海戦術”ですね!? 

10年前・・・・・・一昔前はまだ、微笑ましいと捉えましょう!?

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