Vol.54 経済用語の勉強・・・・・①
Vol.54 2021.01.14.
自分でも理解を深める為・・・・様々なコメントを深く理解したいがために・・・・・経済用語の勉強です!
今日は最近良く使われる専門用語について・・・・・
・Break Even Inflation rate ・・・・ 10年利回り債の流通利回りから10年物価連動債の流通利回りを差し引いく
↓
・プラスに推移 ⇒ 市場の物価が上昇と予測
・マイナスに推移 ⇒ 市場の物価が低下と予測
・名目金利 ・・・・・ 一般に金利と呼ばれるもの
Ex. 定期預金の金利が0.022%
・実質金利 ・・・・・ 名目金利に物価上昇率を加味した金利・・・!?
では実例で・・・・・・ ※税率は考えないこと!?苦笑1. 一年間で物価が4%上昇したとします。年の初め、価格100万円の自動車は年末には104万円で販売されることになります。 一方銀行の預金金利が3%だとすると、年初に預けた100万円は、年末には103万円になります。 年末に預金を引き出して自動車を購入すると、104万円マイナス103万円・・・・1万円余計に支払わなければなりません。
コレはモノの価値の上昇率がお金(マネー)の価値の上昇率より大きかったことになります!
見方を変えれば、お金(マネー)の価値が下がっていく。 コレをインフレーション(インフレ)と呼びます。2. 1.とは逆に一年間に物価が1%下がったとします。年初100万円の自動車は年末には99万円で購入出来ることになります。また銀行の預金金利が1%だったとすると、年初に預けて年末には101万円になります。 1と同じように年末に預金を引き出して自動車を購入すると、101万円マイナス99万円・・・・2万円手元に残ります。
モノの価値の上昇率がお金(マネー)の価値の上昇率より小さかった、ということです。 コレをデフレーション(デフレ)と呼びます。 デフレとはモノの価値が下がることを意味します。
物価が下がる!?・・・・そんな経験は???⇒USED市場の消耗品!?・・・・かな???
ココで・・・1は金利3%、物価4%ですから、金利から物価を引くと△1%(マイナス1%)
2は金利1%、物価マイナス1%ですから、金利から物価を引くと プラス2%
※数学的に考えないこと!?苦苦笑
最初の金利を名目金利、計算された結果が実質金利と呼びます!・ 実質金利が低い・・・・・・企業の資金需要は高まります・ 〃 高い・・・・・・ 〃 低くなります
☆ある国の国債金利(一般に10年国債金利)が1%でインフレ率が2%に満たないのであれば ・・・・・実質金利はマイナス圏ということですね!
物価が下がることは、あまり経験が無いのですが・・・・ほぼ横ばい、又は微増として、ある国を例にすると・・・・マイナス金利が導入されれば個人よりも、企業にとって資金需要が高まるハズ ⇒ 設備投資増大!? ⇒ 雇用の拡大 ⇒ 経済の活性化 ・・・・・ という思惑だった国々がありましたね!?苦笑
デフレがデフレを呼び、お金(マネー)の価値がどんどん下がっていく・・・・・・どちらかといえば、この様な状況に感じるのは自分だけでは無いと思います。
所得が下がっていく中、物価の上昇がひどく感じてしまうこともあります・・・・・価格は変わらず、徐々に(あるモノは即)内容が陳腐になる!? そう感じる自分と同じ“雇われ者“の方々は多いのではないか、と思います。
ある記事によれば、日本の国民所得がG7の中で日本が最低!?
90年代から現在まで、ほぼ横ばいであり、対米4~6倍、対独2~4倍とも紹介されていました!?
1990年代半ばから、日本人サラリーマンの所得は徐々に低下・・・・・日本企業は、賃金を抑えコストパフォーマンスを前面に出して経営!?・・・コレを先進諸国では、“賃金に逃げる経営“と非難しています!
※”雇われ者“という表現は、自分自身、1990年前後にオーナーにコキ使われていた!?パリのスタッフとよく飲みながら使った言葉です。日本語の多少分かるフランス人のスーパー日本語訳!?爆 結局“やるしかない“異国の地のサラリーマンを、哀愁とともに美化した表現です!?ナツカシ~!?爆