Vol.160 ≪ドタバタな 2 週間でした・・・・トンデモな 2 週間でも
≫ 2025.3.28.
Vol.160 ≪ ドタバタな 2 週間でした・・・・トンデモな 2 週間でも
≫ 2025.3.28. 3/14 に用意しながら 2 週間も時間が経ってしまいました・・・・・
(;’∀’) しかし、トンデモな 2 週間でしたので・・・・・・・この間を比較しながら読み進めていただけたら幸いです。 (原文そのままです
) 日本時間 2025 年 3 月 14 日、実はトンデモな日となりました
NY 先物市場の終値は、1 オンス当たり史上初の$3,000 超!? 驚愕 スポット価格でも同じく 1 オンス当たり$2,980 を超え、取引時間内に$2,990 を超えました
啞然 しかし日本の 1g あたりの税込小売価格は、\15,684 ・・・・・ 最高値には届きませんでした
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Vol.159 ≪突然の速報です! ≫ 2025 年 2 月 10 日
Vol.159 ≪ 突然の速報です! ≫ 2025 年 2 月 10 日 いきなりのコメントにて失礼いたします
2/10 19:00 過ぎ、金相場が・・・・・
19:14 現在 NY 金先物市場の取引価格は、1トロイオンス当たり$2,930 を超えました!? 驚スポット価格も1トロイオンス当たり$2,905 を超え!? 驚愕 ・・・・・・ これは、単純に 1g あたり$93.4 前後になります!? 啞然現在はやや落ち着き、NY 先物市場では$2,928、スポット価格は$2,902 前後で推移しています。為替相場は、1ドル 152.22 円。これらを計算すると・・・・・・今現在の国内金小売価格は、1g あたり税込\15,700 前後です
愕然
朝までこのままの価格とは思いませんが・・・・・時間から考えると、トランプ大統領の高関税政策発動期日を迎え安全資産としての金へ資金が流れている模様です。 その流れがこの後も強いと利益確定売りよりも、更に資金流入が増えて、更に価格上昇も考えられます! 明日の日本は祝日
苦笑大きな動きがあると、日本では指をくわえて見ているだけ・・・・そんな状況が多いと感じているのは自分だけではないでしょう?? タイミングとは言え、個人投資家やディーラー職の方はやりきれないですね
この調子から察するに、金価格は今年も乱高下の一年かもしれません
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Vol.158≪昭和の金本位制をチョッと考察・・・・・ゴールド・近代史編 ≫ 20205.1.30.
Vol.158≪ 昭和の金本位制をチョッと考察・・・・・ゴールド・近代史編 ≫ 20205.1.30. 今日はチョッとまじめ
に・・・・昨年末の記事から、金・ゴールドの絡んだ歴史を顧みます! 昭和の金・ゴールド・・・・・1930年 金解禁※ 旧平価=金本位制を停止した1917年当時の為替レート 100円=US$49.85※ 新平価=解禁時点での市場為替レート 日本は1930年に旧平価にて金本位制に復帰しました。 第1次世界大戦を機に、金本位制を離脱していた欧米諸国が20年代に相次いで金本位制に復帰した時代です。 欧米に追い付け追い越せの日本は、この世界の潮流に倣ったのです・・・・・・が、その方法が良くなかったのかもしれません
背景として、1929年10月のNY株式市場・『暗黒の木曜日』の株価暴落を起点とした世界恐慌の時代です。 1927~28年当時、市場での為替レートは100円=46~47ドル。 1930年に旧平価※で金解禁をした日本は、その後深刻な円高不況に陥りました。 1930年4月、日本市場の株価は1/4も下落!?驚 国内主要商品価格(生糸・綿糸・鉄・セメントなど)は3~4割下落・・・・前年からの世界恐慌に加え、円高による輸出減、輸入超過による正価(金)の国外流出なども相まって、国内不況が更に蔓延してゆきました。 当時は大企業、主要銀行全てが、旧平価を前提に金解禁を歓迎する流れだったようです。 新平価※での解禁を望む声も無かったわけではありませんでした。 しかし世間では『新平価では道徳的にも許されぬ…』『為替をかく下落せしむるは国辱である、損失である』・・・・・・と。 そして国政選挙では、『旧平価で金解禁』を選挙公約に挙げていた・・・・・など。 国内の円高不況は、その後の青年将校や右翼が活動する余地を広げたという記事も見られます。 その結果、日本国が太平洋戦争へ向かったと・・・・・・・。 1930年の1年間に、当時10億7000万円の正価(金)から2億8675万円が失われました。 旧平価での金解禁が、結果的に日本の財政を締め付ける役割に加担したことに・・・・・。 そして国の威信や功名心などが入り交じり、日本は極度のデフレ社会に陥りました。 注:日本の保有する金は、日清戦争で清国から得た賠償金(金・ゴールド)がもととなり金本位制が確立する ・・・・・・学校では教えていない、ですね
啞然 1930年代の不況に関しては様々な見解、研究が行われ、実際に出版されています。 その中で日本の金解禁にスポットを当て、このような展開をされた記事もあるということを知っていただければと思います。 日本は長くデフレ社会、失われた30年などと言われてきました。 あの当時は血気盛んだった時代かもしれませんが、またその様な状況では様々な思想などが登場するのですね
それでは今は・・・・・ 金・ゴールドを通して世界の出来事を考える・・・・・歴史を通じて、今を考えるVol.158になりました
苦笑 デフレ脱却などの言葉が氾濫していますが、本当にそうでしょうか?? 庶民の自分には、とてもハイその通り、なんて言えません
爆 毎日"のほほ~ン"と過ごすのではなく、当時と今は何がどう異なるのか・・・・我々はもっと考え行動しなければいけませんね
Vol.157 ≪ 久々過ぎて迷ってますが・・・・・2025年の展望!? ≫
Vol.157≪ 久々過ぎて迷ってますが・・・・・2025年の展望!? ≫ 2025年1月28日 超が付くくらいご無沙汰してしまいました
苦笑 バタバタしたまま年末~年始と・・・・余計な雑務と!?爆 気づけばここ数日、金・ゴールドの国内小売価格は税込¥15,000超ですね
驚 前回Vol.156では8/6の暴落時のコメント、その暴落内容に触れていたと思います。 その時も9月には回復する旨のコメントを添えていました!・・・・自慢!?自画自賛!?爆爆 いつもお話ししているように、金価格は上がるにしても下がるにしてもそれなりの理由があるモノです! このコメントをご覧の方々はご理解いただけるものと思いますが・・・・・今の金・ゴールドの国内小売価格は、国際金価格の上昇と円安の影響です! 1月28日現在、1オンス当たり2,740ドル台、1ドル154円台後半でした・・・・国内の小売価格は、1グラム当たり¥15,086(税込) 参考に前回8/6は、『前週$2,450前後、1ドル149円から145円台・・・・』とありました
笑 6ヶ月弱で1オンス当たり300ドルも上昇し、為替相場では10円も弱く(円安)なっています
驚愕 またまたいつも話していますが、金の上昇・下落は国際金価格の動きで見るモノです! 税込小売価格は、『小売価格』であって『相場』では無いのです。 そしてその国内金小売価格とは・・・・ (1オンス当たりの国際金価格 ÷ 31.1035) × 為替相場(1ドル154円など) = 円建ての国内金価格 × 1.1(消費税) これに移動コストを日ごとの変動で加算・・・・・・・国内金小売価格(税込)の基本公式です! この考え方というか、金額の仕組みは知っておくべきです! そんな中で先週末日銀の利上げの影響か、ドル円相場は円高に動きました。 本日(1/28)未明には、更に上昇して1ドル153円台後半まで円高進行。 この円高は、中国の格安AI(ディープシーク)の登場 ⇒ 欧米AI企業の優位性が揺らぐという観測 ⇒ ハイテク株式、AI株式の売却(NVIDIA17%下落=過去最大!?) ⇒ 資金が米国債に集中 ⇒ ドルが各通貨で下落 ⇒ 円高が進行・・・・・もっとらしい記事もありましたが、本日の円高は先週の日銀・利上げとは直接関係なさそうですね
爆笑 それでも国内金・小売価格は¥15,000超ですね
爆爆 さて、今日は日々確認しているKITCOに投稿されたレポートの中から、特に気になる情報を共有します。 まず基本的!?な数値の確認です。 2024年の国際金価格の平均値は、$2,736.69/oz・・・・・1オンス当たり2736.69ドル! これは1グラム当たり87.99ドルです! 1ドル100円だったら、150円なら・・・・色々計算してみて下さい。 2023年は$2,386.20/oz・・・・・1オンス当たり2386.2ドル、1グラム当たり76.72ドルでした
昨年はなんと前年比14.7%程の上昇だったのです!・・・平均値比較ですが!?爆…
Vol.156 ≪ 暴落・急落・・・・全面安!? 波乱の週明け ・・・・・ ≫ 2024.8.6.
Vol.156 ≪ 暴落・急落・・・・全面安!? 波乱の週明け ・・・・・ ≫ 2024.8.6. 暴落、急落、全面安・・・・・日本では世界で最初にそんな週明けを迎えました
驚愕 先週末の日銀・金融政策会合で利上げを実施、そして週末の米・雇用統計では予想外の低調な結果から、株式市場を中心に大暴落に見舞われています!皆さんも日経平均の下落に右往左往していませんか?? 8/2 には 2,000 円超、週明け 8/5 には 4,400 円を超える下落でした
啞然過去最大の下落だそうです・・・・・・金額面(※)で、ですが!? 苦笑 日本だけでなく米・株式市場も全面安、世界的に株式下落に見舞われています 驚世界全面安!?の現在、金価格を中心に現況を整理しておきましょう。まず先週中から週末にかけて NY 金価格の不安定で、国内金小売価格も小刻みに下落していました。そんな中での日銀の利上げ声明会見後、日本円はドルに対し急激に円高に動きました。先週 8/1~2 にかけて国際金相場は 1 オンス当たり$2,450 前後、この金額は1グラム当たり$78.77 です。 簡単に言えば、1ドル 150 円から 149 円に 1 円分円高に動くと、国内の金価格は 79 円程下がる、ということです
苦笑…
Vol.155 ≪ 久々・・・やっと動き出し・・・混乱は増すばかり・・・・激動の空白期間!? ① ≫ 2024.8.1.
Vol.155 ≪ 久々・・・やっと動き出し・・・混乱は増すばかり・・・・激動の空白期間!? ① ≫ 2024.8.1. かなり久々になってしまいました
この間様々な動きや展開、新しい局面を迎える予感!?・・・・・そんな日々でした。 特に昨日、7月の最終日には時差の関係から動きは日本から・・・・・・日銀の金融政策決定会合では、政策金利を 0.1%から 0.25%へ利上げ! この数値は事前に予測され、声明以前に大きく円レートは動きました
啞然海外のメディアでは、政府(財務省)関係者から情報が漏れていたなどの記事も・・・・・う~ん企業であればインサイダーだなと思いながら、でもあり得る
爆 日銀総裁の声明ではこの後の更なる利上げを示唆され、ドル円相場は一時 148.5 円まで急騰
驚その後本丸!?の米・FOMC 議長声明では、今回政策金利は据置きも9月には利下げを示唆する発言! たかが金利、それも日米の政策金利など、庶民の生活には関係ないと考えておられる諸兄。その結果、株価上昇、米・国債利回り低下、ドル円相場は 149 円台、住宅ローン金利も上がる!?驚そして NY 先物市場の金価格は一時(に品時間の午前 10 時過ぎ)1 オンス当たり $2,501 を超え、取引時間中の最高値を更新しました・・・・・・・ 現在$2,440~2,450 台で推移中です! コレって、もしかすると皆さんの新 NISA にもかなり影響を与えますよね
苦笑様々な動きのもう一つとしては 6/27-7/29 に円安是正のため、為替介入に使用された金額は5兆 5348 億円・・・・・想定の範囲内ですか!?苦笑 そんな為替加入も影が薄く感じる、そんな 7 月最終日でした
笑そして昨日一昨日と国内金小売価格が下がっていましたね。 これは為替の影響ですよ!ドル円為替相場の"イタズラ"です
爆海外金相場はスポット価格でも$2,400 台半ばまで上昇しています。それでも円高進行のスピードが勝っている為、国内金小売価格は下落しました。 もしかしたら、現物購入には適した時期かもしれません
苦笑このまま下がり続けるとは、これっぽっちも考えていません。…
Vol.154 ≪ 深読みの週末!? ・・・・・ 金価格の最高値更新の日々と為替介入 ≫ 2024.4.19.
金関連の見出し、解説、評論・・・・・最近特に多いですね!? 非常にご無沙汰コメントになりました
苦笑今日の経済メディアには、金 ETF に関しての記事がありました。 『Gold,Silver 現物価格に連動する ETF では、その裏付けとなる資産(アセット)との乖離が問題・・・・・・』すなわち、金の投資需要に対して、ETF 側で現物の手当が追い付かない状況というのです
驚 現物の裏付けで成り立つ上場投資信託として、裏付けの手当がつかない・・・・・・・トンデモな状況です
驚愕 実際の現物市場に身を置く身である自分の目にも、過去に例が無い程の『実物の取り合い!?』を感じています。 それも全国で求める重量、欲しい重量はほぼ同じ、という厄介な状況です
苦笑 さて金・ゴールド市場では、米・FRB の利下げ延長観測!?から、上下動の激しい動きが続く今日この頃です。 2024 年は昨年末より利下げ政策の年、という金・ゴールドへの追い風を前提とした年なのです。ですから国際金価格は年初より高値圏で動いている、と言っても過言ではないでしょう。 そこへ中東の地政学リスク、大幅な?慢性的とも言える円安、利下げの時期延期観測など、様々なモノが混在している今日この頃です
苦笑 為替市場では、152 円が介入のボーダーラインなどとも言われてきましたが、未だに介入は無・・・・・・・現在 154 円台半ばの今となっては、やはり訳があったように思います。本日どなたにか口頭で話しましたが・・・・・財務相・中央銀行総裁会議。 ココで米・イエレン財務長官との会談が予定されていたようです。それまで“引っ張った”のかもしれません
爆円高での為替介入は、日銀が円を刷り襟れば良いモノ。円安では、ドルを売って円を買わなければならないのです! 世界一の米・国債を保有する日本は、売り出す“ドル”は大量にあるものの、アメリカに許可なく市場で米国債を売り出すわけにはいきません
爆爆 前回の介入時も、国内ではなく海外の口座からドル売り円買いを試みています。ですから限界がありました・・・・・・大して効果もありませんでした
爆 今回の会合では、そのあたりの許可を得た・・・・・日本国内からドル売り円買いをしたいと。深読みでしょうか?? 鈴木財務相や事務次官等のコメントにある通り“有意義な会合”だった、のだと考えています。そのあたりを深読みすれば、本日取引終了間際が一番やりやすい・・・・・・市場への影響を最小限に抑えられる機会、と考えていましたが・・・・・・なぜか時間外の朝から不憫な動きだったドル/円為替市場が、12 時前にいきなり 1 円ほど円高に振れました
驚 結局日本時間 16:00 過ぎ、何事もなく終わったようです(一説にはイスラエルのミサイル攻撃とも言われています)もしや日米、日米韓の財省会談後の会見が、市場への抑止力になったということ・・・・・・深読み過ぎますか!?爆 そんな神経質な週末でした
苦笑それにしてもメディアの力なのか、日本国民にも危機感が漂うのか、日本でも国内金・小売価格が最高値を更新し続ける今週も“ご注文のアラシ”でした
汗地金商社にも在庫が欠ける、対応不可が続出!?驚愕過去にもありましたが、ほぼ毎日在庫切れの状態。せっかく店頭にお越しいただきながら、ご注文をお断りをするケースが全国でありました
涙
Vol.153 ≪ 日本のマネーについて、ふと考える・・・・・・ » 2024.3.22.
Vol.153 ≪ 日本のマネーについて、ふと考える・・・・・・ » 2024.3.22. 日銀がマイナス金利政策を解除しました。既に皆さんもお耳にしていた通り、市場も織り込み済みで動いていたようです。 メガバンク 3 行も預金金利を上げることを公表しました。某 M 銀行は『従来の 20 倍!・・・』などと大きく出ましたが!?、今までの 0.001%が 0.02%・・・・・
爆 表現の自由ですね!? 爆爆さて海外金相場は、現地時間3/21発表の米3月・PMI(購買担当者景況指数)速報値に大きく反応して、1オンス$2,200超えから一気に下落・・・・・・一時$2,160 台まで急落しました。 日本時間の朝方にはやや戻し、国内金小売価格は$2,180 台から計算されたようです。動きの激しい週末になりそうです。 さてさて、本日は日本のマネーデータの一部をご紹介します。モノゴトは、知っているかいないかで視野が変わりますから・・・・・。 2023 年 12 月末現在、日本の金融総資産は 2141 兆円前回 2023 年 9 月末は 2121 兆円でしたその中でも主な項目別では・投信保有残高 106 兆円 +22.4%・株式保有残高 276 兆円 +29.2%・保険年金定型保証 537…
Vol. 152 ≪ 店舗からのご質問・・・・・正念場!?の年度末 ≫ 2024.3.19.
Vol. 152 ≪ 店舗からのご質問・・・・・正念場!?の年度末 ≫ 2024.3.19. 久々のコメントになります。先月西日本でのイベント会場にご来場いただきましたお客様より、新たなご質問をいただきました。“生”のご質問です! 皆さんにも共有致しますので、是非ご参考にして下さい。①:日本の物価高や海外の物価に、金は影響されるのか?されないとしたら、何に影響されるのか? A:金の価格、日本の金・小売価格は,日本の物価高、海外の物価に直接影響されることはありません。結果的に物価高の時期に金・小売価格が上昇することもありますが、直接関連性があるわけではありません。 日本の金価格(金・小売価格)は、海外金相場(USドル建て)と為替相場をもとに作られています。その為、海外金相場(ドル建て)から作り出される円建て小売価格は、為替相場、特にドルの影響を強く受けます。 加えてアメリカの長期金利が上昇することは、US ドルが他の通貨に対し強くなり易くなる為、金価格の上値を抑える傾向があります。 このような観点から、アメリカの長期金利、US ドルとの関係(反相関)が強い、と言えます。(現在はドル指数も上昇し、海外金相場も高値安定ですが・・・・) ②:火災が起きた時、金はどうなるのか?保管に火災の対策は必要なのか? A:金・ゴールドは 1,062~1,064℃の融点を持つ金属です。実際の火災の温度は分かりませんが、高温により変形や溶けだすことは考えられます。またインゴットとしての取引の可否は不明ですが・・・・たとえカタチを変えたとしても、金としての価値は変わりません。ご家庭での対策として、家庭用耐火金庫での保管という方法もあります。 ③:5年後、10年後、金の価値はどうなっていると思われるか?(個人的な見解でよいので、見通しを教えてほしい。将来、違う結果でもクレーム無し) A:コロナ禍以降、過去の経験則等では語れないほど世の中の変化のスピードは速くなりました。〇〇年後という表現は避けますが、海外金相場では中期的には$2,300/oz、長期的には$3,000/oz と見ています。 国内金小売価格は、その時の為替相場次第です。例えば、$2,300/oz 時に為替相場が 1 ドル 150 円であれば、1g あたり税込小売価格は¥12,200~12,300。 1 ドル 160 円であれば、1g あたり税込小売価格は¥13,000 台です。更に円高で、1ドル 140 円であれば、1g あたり税込小売価格は¥11,400 台という計算が成り立ちます。世界中を巻き込むパンデミック(コロナやリーマンショックなど)が起きれば、上昇スピードは更に速くなると思われます。個人的には今後 10 年(15 年は不要)前後には、地球上の金鉱脈の限界をメディアが騒がせていると思っています。その時は$3,000/oz…
世界の出来事・・・・・Vol.151 ≪ トンデモな新たな年も早1ヶ月・・・・・・今年の傾向は?? ≫ 2024.1.29.
世界の出来事・・・・・Vol.151 ≪ トンデモな新たな年も早1ヶ月・・・・・・今年の傾向は?? ≫ 2024.1.29. 新しい年も、早くも最初の月が終わりに近づきました。 その1月後半の先週は、経済通や投資家、そしてニワカ投資家や金融好き!?には落ち着かない経済イベントが続きました。 まだまだ今週、最終週には米・FOMC、月が替わって週末には米・雇用統計と、2024年の方向性を占うイベントが続きます
先週発表された米・主要経済指標は、順にPMI、GDP、PCEデフレーター・・・・・・ななんじゃそれ!?と思う方も、とりあえず慣れることをお勧めします
苦笑 諸項目は後にして、PMIでは米経済の変わらずの底堅さ、力強さを示すものでした。 そして翌日、米・10-12月期の国内総生産 (GDP)速報値では、市場の予想(前期比+2%)を大きく上回る ”3.3%”!? 驚 各項目でも、力強さを示すには十分な数値でした。 この結果を受け国際金価格は上昇!? ・・・・・・ ここで ”アラ、そう!?“ と思った方、ココまでにしましょう!苦笑 そして”なぜ??? “と思った方、下記に続きます
爆 通常、ココまで力強い経済指標が続けば、米・FRBの金融政策では利下げ時期が遅くなると考えられます。 ですからドル指数は上昇し、米・10年国債利回り(長期金利)も上昇し、国際金価格は下落する流れになります。 今回の価格の上昇は、GDP統計に付随して発表された米・10-12月期個人消費支出 (PCE)価格指数(デフレーター)によるものと考えられます。 今回の米・GDPの7割以上占める個人消費・PCEでは、市場の予想通りの落ち着いた内容でした。 前年比は+2.6%、その中でもコア(変動の大きいエネルギーと食品を除く)デフレーターは+2.9%・・・・・・ 2四半期連続で3%を下回る結果です。 FRBがインフレ目標とする”2%” を ”ほぼ” 達成する数値に収まっていたのです! インフレ目標の2%に落ち着くのであれば、現行の政策金利は非常に高いものになる・・・・・5%を超える政策金利は、景気には効きすぎる水準と言えます! 昨年9月から据え置かれた政策金利・5.25~5.50%では、高すぎるということです。 そこで早晩金利は引き下げられるという市場の推測から、国際金価格は上昇したと考えられます。 現にドル指数は低下、長期金利は下落しました。 実際にはGDP発表直後、金市場ではフラッシュトレードのような下落が見られましたが、その後は徐々にではありますが ”反発" という動きになりました。 現在は、狭い範囲内での小幅な動き、のようです。 この後の市場は、1/30,31の米・FOMC、週末の米・1月の雇用統計に注目しています。 月末のFOMCでは金利据え置き、その後の声明にて利上げ時期を探る、という構図と見られます。 いずれにしても、米・金融政策における利上げ時期、利上げ幅(回数)などが、今後の大きなポイントになりそうです。 2024年は米・金融経済問題だけでなく、米・大統領選挙もあります。 共和党では、前大統領・トランプ氏が圧倒的な状況のようです。 アメリカの政治ではありますが、世界の金融政策、市場には大きな影響を与えます。 そして膠着・難航するウクライナ戦争、被害が更に拡大し国際的な分断を加速しかねないとも思えるハマス‐イスラエル戦争、更にさらに各国・各政府で微妙な温度差を感じる台湾問題・・・・これらが全て…