Vol.181 ≪ 金価格の下落 ・・・・・・・ 現状を考察!? ≫
Vol.181 ≪ 金価格の下落 ・・・・・・・ 現状を考察!? ≫
2026.7.21
金価格が上がりません!?・・・・・・そのように考えている方、多いんじゃありませんか??
今日は難しく感じるかもの内容を、出来るだけ砕いたつもりですが・・・・さて!?(苦笑)
確かにこの1か月間、日本の小売価格では税込¥23,000台が続いています。
今年1月には瞬間的とはいえ、1gあたり税込¥30,000を超えたことを思えば、“暴落”とも思える下落ぶり!?(啞然)
特に6/20から今日まで、¥24,000を超えた日はわずか3日のみ!?(愕)
スポット価格でも、$4,300台 → $4,100台へ急落した6/20以降、$4,000台での攻防が続いています!?(驚)
■ 現物市場の現場では…
AIトレードの売りが売りを呼ぶ、絵に描いたような展開です。
実際の現物を取り扱う我々の現場でも、小さな販売とそれなりの売却が交錯し……静かな日々です!?(黙)
イベント会場でも、「根拠のない自信」などと面と向かって陰口!?まで……(愕然)
そこで今回は、根拠がないわけではない、そんなデータをお届けします。
■ 中央銀行は本当に金を買っているのか?
以前より金価格上昇の要因の一つとして、中央銀行の購入を挙げていました。
この話をすると、必ず
「中国が買っているんでしょ!?」
という答えが返ってきます。
実際はどうでしょう?
中国は先月、15トンの金購入を公表しました!(驚)
今年上半期だけで約40トン購入。
さらに20か月連続購入も公表しました!(驚愕)
その20か月間の累計購入量は82トン。
その結果、中国人民銀行の保有量は2,346トンになりました。
この20か月間だけでも、某アフリカ一国の保有量を超える数字です。
確かに買っていますね!?(爆)
■ 中国は「バーゲンハンター」
中国は昨年、金価格が歴史的上昇を続ける中でも、約1トンずつ購入を続けていました。
そして今年は、
- 1月:約1トン
- 2月:約1トン
- 3月:5トン
- 4月:8トン
- 5月:10トン
- 6月:15トン
と、価格が下がるほど購入量を増やしています。
まさに「バーゲンハンター」。
外貨準備の金保有量を着実に増やし続けています。
■ 実は中国以上に買っている国
実は今年に限れば、その上を行く国があります!(驚)
それがポーランドです。
6月の購入量は19トン!(驚愕)
今年上半期だけで82トン!!!(愕然)
中国の20か月分を、たった半年で購入しているのです!?(呆然)
しかも、価格が下がった時期を狙ったかのように……。
実際には2019年頃から購入量は増加しており、一時は年間100トン購入とも言われていました。
昨年後半は目立ちませんでしたが、価格が下がったところでしっかり購入。
現在の保有量は632.4トン。
コロナ禍以降で増加に拍車がかかり、ウクライナ戦争以降だけでも保有量は倍増しました。
■ なぜ中央銀行は金を買うのか?
各国中央銀行の金購入には、それぞれ独自の事情がありますが……
基本は「国を守るため」です!
世界一の流動性を誇る米ドルではなく、 「金・ゴールド」 であることがポイントです。
ドル建ての金を購入するには、ドルを売って金を買います。
結果として、 「ドル離れ」 が加速しているのです!
■ それでは、なぜ今は金価格が下がるのか?
金価格は金先物市場が先導し、日々のスポット価格が反応しています。
上昇も下落も、そのほとんどはETFの売買。
現物の金ではなく、俗に言う「ペーパーゴールド」です。
実際の金価格は、短期売買を生業とする投機会社や投資銀行など、 様々な「マネーゲーム」プレイヤーが動かしていると言っても過言ではありません。(苦笑)
■ 利上げは金の天敵
そして金・ゴールドは、
- 現物
- ETF
- 積立
いずれも利息や配当金は付きません。
そのため、 「利上げ」は天敵なのです!
金利(利息)の付く資産へ資金が流れますからね。(苦笑)
米・イラン戦争では世界のエネルギー価格に直接影響を及ぼし、 世界中にインフレ、そして利上げ観測を意識させる金融情勢を拡散しています。
実際に日本でも、ほんの少しですが利上げされましたね。(苦笑)
■ 今回のポイント
気づけば、チョッと生々しくなってしまいました!?(爆)
今回のポイントは……
- 現在の金価格は、その大半が「マネーゲーム」で下落していること。
- AIトレードにより、売りが売りを呼ぶ状況になっていること。
- 昨年後半とは逆で、当時は買いが買いを呼ぶ相場だったこと。
- 米・イラン戦争がインフレ・利上げ観測を広げていること。
- その裏で中央銀行は、既に一昨年並み(年間1,000トン超ペース)で購入していること。
- その背景には「ドル離れ」があること。
世界的に分断や地政学的リスクが潜む中で、この点は見逃せません!
この点は“ぬるま湯ニッポン”でノドカに過ごしていると、本当に分からないようです!?(愕然)
今回はこのへんにしておきましょう!?(苦笑)
■ 余談ですが……
好調と言われてきた米・労働市場や経済市場も、その現実がこれから数字に表れる時期でもあります。
先日、米・FRB新議長に就任したケビン・ウォーシュ氏。
トランプ大統領推薦の利下げ派と思われていましたが、 初FOMCでは利上げも辞さない「タカ派」発言。
……と思いきや、米・経済指標を受けて素直に「ハト派」発言!?(苦笑)
かなりのヤリ手ですな!?(爆)
まずは来週の米・FOMC、そして8月後半のジャクソンホール会合は、例年以上に注目が集まりますね!?
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