Vol.132 « コロナ禍と金 ・・・ 金・マネーとの関連・・・・・ ≫ 2023.2.8.

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前回、コロナ禍の巣ごもり需要と金(ゴールド)について記しました。 今回はそのコロナ禍でのお金(マネー)についてご報告します。

世界中でコロナの給付金が支給されたのは、皆さんも記憶に新しいと思います。
どのくらい ・・・・ ということは脇に置いて、その結果どのような変化があったのか ・・・・・ 現実を知っておきましょう!

コロナ禍で消費が滞る中、貯蓄はガッツリ増えているようです!? 苦笑
日銀の調査では、2022 年 9 月の銀行口座の『個人預金口座』は、3年前(2019.9)のコロナ以前と比較して、1億円以上 の個人預金口座が 36%増えたそうです!? 驚愕

同時期の預金口座全体では 1.0%増とほぼ横ばいだったそうです。
富裕層のほとんどの方は口座分散している現状から ・・・・ 口座数は増えますね!? 啞然 そして富裕層への預金集中は、更に進んでいる可能性は高いですね!? 愕然

それにしても1億円以上の預金残高が、3年間で+36%!? 啞然
金融資産が 2,000 兆円を超える国とはいえ、つくづくお金持ちな国だなと思います!? 涙
しかしそのお金が “おもて” に出てこないから、日本の経済は回っていない ・・・・・ これが現実ですね!? 涙

このようなデータもありました。

コロナ禍貯蓄の比較 Japan≫
21年末 約50兆円

22年末 約62兆円 U.S.A.≫

21年半ば 2兆ドル ≠260兆円

22 年末 7100 億ドル ⇒ 前年比 50%以下!?

驚 ~ 政府関連、大和証券データ
経済の回復が早く、インフレ対策で利上げを敢行しているアメリカ。

GDP の 70%以上を個人消費が占める国らしく、コロナ緩和に伴い消費が復活してきたようです。
対して日本はコロナ以前と比較しても ・・・・・・ 飲食店を見ていると回復などの実感は皆無に近い!? 驚

ただ自分のような “金=ゴールドバー” の販売に携わって感じることは、昨年の消費の対象が変わってきたのではないか ・・・・・ と考えるようになりました。

2020 年は過去に経験の無いパンデミックや給付金、外出の制限など、消費対象が激減したこともあり、2020 年半ば頃から日 本でも “金(ゴールド)購入” が多かったのかもしれません。

実際に我々の店舗でも、外出自粛期間が多かったのです!? 苦笑
その反動や長引くパンデミックの不安から、翌年 21 年はあらゆる分野で買い控えが目立ったようにも感じています。 現に業界内でもパタッと静かになり ・・・・ 我々の店舗合計でも、終わってみれば前年の 6 割程度の販売でした。

しかし昨年、22 年は過去 2 年とは全く異なる “購買意識” というか “購買意欲” というか ・・・・・ 失礼な言い方をお断りした 上で表現すれば、“聞く耳” 持った方が多くなったと感じ、実際にご購入量、数共に増えています。 実際に昨年は年齢性別に関係なく、新たに金・ゴールドバーを購入する方が非常に増えたと感じています。

初めて購入、久しぶりに購入の方々は、熱心にご質問の上 “納得” されての購入 ・・・・ という姿が多かったように思います。 もちろん大口の方はいつもの大口のままですが ・・・ !? 苦笑

まだ気の途中ですが ・・・・・ 現時点での前年(通年)比では、1本あたりのご購入平均重量は下落もご購入の絶対数が増えて います。
我々程度の販売でも、2 月第一週終了時点で前年(通年)比 30%増です。

コロナ禍でたまった貯蓄をそのまま保有するのではなく、金・ゴールド等に “取り替えて置く” と考える方が増えてきたことは事実のよ うです。
考えてみれば、金・ゴールドはお金(マネー)ですからね!

色、カタチ ・・・ “重さ” が違うだけです!? 爆
1 億円の預金口座をお持ちの方々が、様々な分野で少しでも消費していただければ ・・・・・ 素直にうれしいですね!