金の独り言

Vol.86 Sell in May,の前に・・・・・・・・

Vol.86            2021.5.6.

 4月の最終週は週明け早々、$1,795近辺まで上昇後、短時間で一気に$1,770台まで急落しました。  明らかに実需とは無関係な“空中戦”、投機筋の売りでしょうか・・・・・・アルゴリズム取引かな!?

 この様な流れに一喜一憂する方、中には右往左往する方もいらっしゃいます!?

先物取引で限月まで頑張れる方は頑張れば良いでしょうが、自分のような庶民は、やはり現物のほうが

“体に良い”かもしれませんね。

 その後は狭い範囲での上下動でした。  注目された米FOMCもほぼ予想通りの内容で、むしろその後の米・バイデン大統領の議会での施政方針に注目が集まったようです。

雇用、民主主義、中国などの文言が、日本でも紙面を賑わせていました。

  金価格は相変わらず、米10年国債利回りの動きに反応し月末には海外相場で若干の下げ、日本国内の小売価格は若干の上げ、でゴールデンウィークに突入です!笑

 さて注目のG.W.中も経済指標、角界の発言に乱高下!?していたようです。

節目の$1,800手前で行き詰まり、$1,780台で行き来しています。  決め手にかけます!?苦笑

明日の米・労働省発表、雇用統計にまた左右されるのでしょう。

米株価の上昇は、本当に経済の回復なのか・・・・・・今後の焦点でもあります。

 さて今日は、この金価格の“上げ下げ“についてお話を進めます。

 自分の経験からも、今の金価格が高いか高くないか、またはいくらだから高い・・・・・この様な発想はあまり持ちません。

まして自分が口を滑らせる、『今日の金価格は高い』または『安い』という言葉は、おそらく皆さんの言う『金価格が高い・安い』とは基準が違うと思います。

イベント中にその様な言葉を発すれば、思わぬ方向へお客様を向かわせてしまいますね!?汗

 具体的にお話すれば、金に携わっている方であれば(自分だけではないと思いますが)、海外の金相場―特にNY市場の終値―から当日の為替相場を換算して割り出した金価格と、当日発表された国内金・小売価格と比べて『おやっ?』と思うことがあるのです。  

その様なとき、『今日の金価格は高い・安い』と口走ってしまいます!?苦笑

  とはいえ自分の場合、イベント会場でもポロッと出てしまっているようです。

あくまで計算上その様に思うのですから、金額を見て手が出ないと感じたら・・・・・やはり『高い』のですよね!?苦笑

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