Vol.51 前代未聞・・・・この表現がピッタリだが・・・・
Vol.51 2021.1.7.
日本時間7日午前、米・上下院議会にトランプ支持者が乱入。 議会は中断し、支持者の女性が銃弾により死亡という、既にご存知の方も多いと思いますが、前代未聞の事態が起きました。
更にこの“暴動”はトランプ大統領自身により扇動、との報道です! その後、ツィッター、フェイスブックがともに、トランプ氏のコメントを凍結という事態にまで発展しました!?
米国の差別~分断~民主主義の崩壊・・・・大袈裟かもしれませんが、勝手に想像してしまいます。
これらの現状は日本にとっても他人事ではなく、安全保障や経済協力、今後の政策に関係して国際社会のパワーバランスまでが変わろうとしている、と考えてします。
すぐにではなくとも、今後の中国、ロシア、そして中東や北朝鮮などの動き、台頭にも注意が必要かな?と勝手に思う次第です。
コレを受けてか、ジョージア州上院議員決選投票では、民主党が2議席を確保の報道が・・・・。 俗に言う『トリプルブルー』です。 民主党のイメージカラー・ブルーが、ホワイトハウス+上院+下院を占めた、という意味で使用されています。
このトリプルブルーによってバイデン次期大統領の政策運営がスムーズに行われる、という観測から、米・10年国債金利が上昇=昨年3月以来?の1%超えました。 この金利上昇によって、金価格は大きく下落。 前日比△$45.8と、大きく下げました。
金利と金・ゴールドは、逆相関関係!? ドル安など関係なく、大きく影響を受けます!
さて世界中の出来事として、ココまでは報道の通りですが・・・・・・金価格という視点で昨年末から見てみると、2020 12/25の前日終値は$1,883.2/oz 。 $45以上下げた波乱の昨日終値は、$1,908.6/oz 。 国内金・小売価格は、税込¥7,057・・・・・比較として、昨年12/25は¥6,941(税込)。 ちなみに、自分の価格予想は¥7,030前後でした。 価格予想をお知らせするのではなく、“この様な計算上このあたりの金額かな?“ という仮定が出来れば、皆さんの金価格にも“多少”役立つ?と考えています!?苦笑
金・ゴールドを通じ世界を眺めることで、世の中を変えることは出来なくても、“流れ”のようなモノを読みとることは出来ると思います。 まして価格の予測・仮定が出来ると、この世界も結構楽しいモノですよ!笑
今年は世界の出来事とこの様な考え方を中心に進められたらいいな、と思っています。
少しでも皆さんにとって、金・ゴールドが身近なもの、光るだけでなく役に立つもの、そして視野が広がるモノと思っていただければ幸いです。