金の独り言,  金の独り言

Vol.176 ≪ 金の需給データから金市場を眺めると・・・・・やっと!? ≫

Vol.176 ≪ 金の需給データから金市場を眺めると・・・・・やっと!? ≫

2026.6.17

波乱の一週間を終えての週明け、金価格は徐々にですが回復してきましたね!

今日こそは金市場を俯瞰するデータを、と思っていますが・・・・・(”◇”)ゞ


その前に……スペースX株の人気

スペースX株の人気は相変わらずというよりも、途轍もないですね!?(苦笑)

上場からまだ日は浅いですが!?(苦笑)・・・・・今なお上昇中とか!?(驚)

オプション初日の過去最高取引高は、2012年の「メタ」=フェイスブック36万5,000枚だったそうですが・・・・・・

現地時間6/16、スペースXの初日は、なんと180万枚超!?(驚愕)

当時の株価も違うし、市場環境も異なりますが・・・・・すごい!?(驚愕)

見方を変えれば、この人気は金価格の上昇に圧力をかけます!
資金の流れは、まだ明らかにスペースXです!?(;’∀’)


金市場は資金が集まりにくい環境へ

また金市場に関しては、短期の移動平均線が中長期のそれを下回りました!?(啞然)

これにより、金市場は資金が集まりにくい環境下になっています。(愕然)

それでも!? その様な環境下でも、金価格は根強いという考えを持っています!(苦笑)


金の需給バランスを数字で見る

地球上?・・・・世界中での金の需給バランスを元に、現状と照らし合わせて今後を推測してみるのも良いかな、と思います!

ポイントを絞って比較してみて下さい。

単位:t(トン)

年度202020212022202320242025
総供給量4,751.94,745.64,832.25,013.15,054.05,143.8
ゴールドバーのみ554.8830.1822.4794.5881.21,094.8
中央銀行等254.9450.11,080.01,050.81,092.4850.1

総供給量は5,000トン超えへ

世界中の総供給量は、2019年には4,939.8トン
2020年のコロナ禍により減少も、徐々に回復し、2023年には5,000トンを超える供給量になります。

供給量とは、鉱山産出とリサイクル分の再精錬量の合算に、鉱山ヘッジ分を差し引いた数値なります。


ゴールドバー需要の回復

ゴールドバーの需要は、2013年に1,272トンをピークに減少し、コロナ禍の“巣ごもり需要”から徐々に回復しています。

そして2025年には1,000トン超えに復活
昨年はウチだけでなく、世界中でゴールドバーが求められました!(苦笑)

2021年からの5年間の平均需要量は900トン弱ですが、この数値は日本円で1gあたり4,000円台の2012年からの5年間の平均とほぼ同等の数値です!?(驚)


中央銀行等の金購入

中央銀行等とは、中央銀行の売却と購入を合算した数値です。

売る国もあれば買う国もある・・・・・過去には差し引きマイナスの年もありました。

その後ワシントン条約にて、年間の売却量に上限が定められて現在に至ります。

売り買いの合計は2010年には72トンほどでしたが、年々増加して2019年は605.4トンまで増加しました。

2020、2021年は各国コロナ禍対応の為に、金を売却する国が増えて上記の数値になったと考えられます。

そのコロナ禍の教訓やウクライナ戦争の勃発により、コロナ禍が落ち着きだした2022年より急激に増加しています。

日本ではあまり耳にしないような国々が、現在でも金を購入し続けています!


なぜ金は買われるのか?

ココでポイントです!

パンデミックや戦争だから金が買われている・・・・・確かにその通りですが、それではなぜ買われるのでしょうか??

その背景を理解すると、世界の状況が少しだけ見えてきます。

パンデミックにより世界中で疑心暗鬼が広がり、当時は気づきにくかった“分断”が生まれました!?(驚)

ウクライナ戦争では、ロシアに対する強烈な“経済制裁”が敷かれました。

“ぬるま湯ニッポン”にいると気づかないのですが・・・・・この“分断”“経済制裁”を“わが身の出来事”と受け止める国が、程度の差はあれ、あまりにも多い・・・・世界中がみな“G7”ではないのです!?(爆)


ドルを売って金を買う国々

世界の経済は、世界一の経済大国・アメリカを中心に回っているといっても異論は無いと思います!

そのアメリカに背くと、いつ制裁を受けるか分からない・・・・・そう考える国は、我々が思う以上に多いということなのです!(啞然)

特に昨今の自国第一主義を謳う国が増えたことは、更にその流れに拍車をかけたと言えるでしょう。

これらの国々が金・ゴールドを購入する・・・・・世界の基軸通貨・ドルは貿易には欠かせない通貨ですが、その貿易通貨“ドルを売って金・ゴールドを買う”国が増えたということなのです!(驚愕)

ドルを持っていても、制裁を受ければ使えなくなる・・・・・・決済を止められるのです!?(啞然)

経済規模により各国の購入量は様々ですが、自国の外貨準備残高に占める金の割合が高くなり・・・・・2022年以降、その様な国が増えました。


金の保管場所にも変化が

更に昨年の中央銀行へのアンケートでは、金・ゴールドを買うだけでなく、その金・ゴールドの保管場所を米・連銀やイングランド銀行の地下金庫という回答が減少し、自国で保管すると答えた国が増えました!(驚)

反米を謳う国だけでなく、治安に不安のある国々でも、です・・・・・・日本は全てアメリカ様の金庫、でしたね!?(爆爆)

チョッと古い話ですが、2017年にはドイツが国民投票により自国での金・保管を選択し、英・イングランド銀行、仏・パリバ、アメリカに要請しました。

英仏は承諾、米は拒否・・・・・大きな話題になりました!?


金価格上昇を見込む理由

ご紹介したホンの少しの数値だけでも、上記のような背景があること・・・・・是非知っていただきたいと思います。

そしてこの現実が、自分が今後金価格は上昇に転じます、と口走る?要因の一つでもあります!

まだまだあるのですが・・・・・またいつか!?(苦笑)

このような背景をチョッとだけ理解していただければ、今の不透明な世界情勢がホンの少しでも見えてくる・・・・勝手な思い込み、でしょうか!?(爆)


最後に

先週、金価格の急落時に『何故下がったのか??』の質問に対して、『イーロン・マスクとベンヤミン・ネタニヤフのせいだ!?』と冗談交じりに、本音で?答えてました!?(爆)

明らかに今週の金価格の上昇は、イラン戦争の停戦?合意・・・・・40回目??らしい!?(爆)

そしてスペースXのIPO狂乱?が一段落したこと・・・・・おそらく誰でもそう考えていると思います!?(苦笑)

米・イランの合意も暫定的とはいえ、少なくともイスラエルが“また”余計なことをして、この合意が台無しにならなければ良いのですが・・・・・・( ̄▽ ̄;)

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