Vol.127«いきなりですが、金価格のお話です⁉ ≫2023.1.27
Vol.127« いきなりですが、金価格のお話です⁉ ≫ 2023.1.27.
2023年1月25日、日本の金小売価格は1gあたり税込¥8,977を付けました。
これは昨年4月20日の¥8,969を超え、日本史上最高値になりました!笑
自分の元にも、前々日(23日)から25日当日まで、金の売却依頼がひっきりなし・・・・・苦笑
今月は販売が静かだったこともありますが、今週前半の3日間で1か月分の販売量を超えました⁉ 爆
そんな内輪話をしたいわけではありません!苦笑
金価格について今後を占うくらい、大きな潮目を感じています。
昨年は4月に1gあたり税込\8,969を記録し、6月にも¥8,968まで再上昇しました。
この時にも指摘しましたが、6月は海外金価格(NY金価格)は下落していたにも関わらず最高値に近付いたのです⁉ 驚
これは為替相場で、円安が進行したからなのです。
1gあたりのドル建て金額を算出し、為替相場で掛け算をします・・・・・・・ここで出た数値が、税抜の金取引価格(=先物市場の価格)です。
実際に某貴金属会社から発表される小売価格は、この金額に “移動コスト”を加算し、最後に消費税(x10%)をかけます。
ですから為替相場、特に円安になると最後の掛け算が大きくなります⁉ 汗
このように、昨年の最高値は円安主導によって高値を記録したとも考えられます。
そして今年・・・・・・既に円安という言葉も聞かなくなり、今のところ1ドル128~130円で落ち着いています。
今年はNY金価格に導かれる高値・・・・・・そのように感じています。
今日の金価格を見て、『コレはこれは○○円まで行きそうだ!』では、ナンセンスを超えてしまいますね⁉ 爆
金を取りまくセ化にも目を向けておく必要があると思います。
ここ3ヶ月弱の間に、海外金価格(=NY金価格)は1オンス$1,600台から乱高下を繰り返しながら$1,900台に “下値を切り上げて” きました!
価格が上がり下がりきらずにまた上がる・・・・・・この繰り返しだったのです!
その間株式市場にかつての勢いも活力もなく、今は債券市場にマネーが流れているといってもよいでしょう。
米・中央銀行(=FRB)の利上げ政策の効果は大きいと考えられます。
来週のFOMCではさらに利上げを、そして年内にさらに1~2回の利上げを予定していると・・・・・・・更にさらに、その利率を年内一杯、もしすれば来年前半まで維持!? 驚
そのような内容を表明しています。
ただし市場は、せいぜいあと1~2回の利上げで今年の後半には利下げに転じる・・・・・・米・経済不況を避ける為には必然、とい考えているようです。
ドル金利頭打ちとなるのか、米経済がリセッション(景気減速)に向かうのか・・・・・・・どちらの転んでも、金価格の上昇要素を含んでいます。
2022年はインフレヘッジのための “GOLD” !
2023年は、米経済の利上げによる不況ヘッジとしての “GOLD”、と考えられますね!
以前にもお話ししましたが、イベント会場でk院価格についての質問には・・・・・
“自分ではいつ1gあたり¥10,000を超えても不思議な意図思っている。以前は10年以内にと思っていたが、今は5年も必要ないと考えています!“
その動きの一歩が早ければ来週にも、と考えています。
来週のFOMC,要注目です!
何かの参考になれば!笑