Vol.80 金を調べていたら・・・・・デジタル通貨!?
Vol.80 2021.4.12.
“デジタル通貨“という言葉、自分ではまだ耳慣れないところがあります。
他人と比べて、やや?アナログかな、と感じることがあったので、たぶんその為だろうと簡単に考えていました。
“デジタル通貨”の定義は良く分かりません。 ただしお札や硬貨のような現金ではないことは分かります。
それでも今の時代コロナ禍では、“キャッシュレス”という言葉も当たり前になりました・・・・・・そう!クレジットカードやスイカなど、これらも“デジタル通貨”の一種と考えればかなり身近なものと思えますね!
その延長線と捕らえて良いのか多少の疑問を持ちつつ、国を挙げてこの“デジタル通貨”に取組んでいる現状を覗いて見ます。
国を挙げて“デジタル通貨”というくらいですから、その国の中央銀行が発行していなければなりません。
その国の通貨(お札)はその国の中央銀行のみが発行しています。 反面、小銭という硬貨は政府が発行しているのです。 EU圏での硬貨を比べると・・・・・・国によって絵柄が違いますよね!?苦笑
それでは世界で最初に“デジタル通貨”を発行した国は????
Ans. バハマ
2020年10月21日、バハマ中央銀行が中央銀行デジタル通貨・サンドダラー(サンドドル)を発行しました。 この“サンドダラー”は、バハマの法定通貨・バハマドルのデジタル版となっています。
バハマドルとは1:1で連動し、バハマ国内で利用が可能となっています。
元々700以上の島で国家が構成されている為、島によっては銀行サービスを受けられない多くの島民もいたとか。 デジタル通貨によって、国民の皆にサービスを受けられるようにすることが優先されたようです。
必要に応じて、世界初のデジタル通貨の発行になったということですね!
第2問という訳ではありませんが、2020年にはもう1ヵ国、デジタル通貨を発行した国があります??
Ans. カンボジア
2020年10月28日、カンボジア中央銀行はデジタル通貨・バコンの運用を始めました。
このデジタル通貨には、日本の技術が採用されているのです!
カンボジアでは自国通貨・リエルよりも、米・ドル利用が多いという現状があります。 その為デジタル通貨・バコンの利便性を高め、米・ドル依存を軽減することが目的ともされています。
この必要に応じて運用されたバコン、カンボジア通貨・リエルだけでなく、米・ドルにも対応が出来ます。
この他にもECB・デジタルユーロ、日本・デジタル円、中国・デジタル人民元・・・・様々な国で開発が急がれています。 何故か世界の基軸通貨ドルの国・アメリカは慎重です。 このあたりを世界の“思惑”や“通貨“事情と考えると・・・・・“必要”に応じる為、の“必要”の意味もかなり異なりますね!?苦笑
そしてこのバハマ・サンドダラー、カンボジア・バコン、どちらもスマートンフォンアプリからということです。
これからの時代、スマートフォンを使いこなせないと・・・・・・お金も使えなくなる!?爆